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2012年2月の1件の記事

男たちの働き革命

昨日、杉並区が主催する”男たちの働き革命”と題したセミナーに妻と参加してきた。子供たちは用意された同じ建物内の託児所に預けて。

講師はNPO法人ファザーリング・ジャパン理事の東浩司氏。大学卒業後、某有名企業を含め6度の異業種転職を経て、36歳で娘が生まれたことをきっかけに働き方を見直し独立。父親の育児支援を行うNPO法人ファザーリング・ジャパンにおいて、父親が育児を学ぶためのファザーリング・スクールを全国展開している。

出席のきっかけは、妻が行ってみたいと言い出したことにあるが、私自身もある程度は”やっている”という自負もあり、自分のレベルがどの程度のものなのか興味はあった。

したがって、今さら

”家事くらいはできたほうがいいですよ、奥さんが病気で入院したらどうするんですか?、自分のパンツがどこにしまってあるかわかりますか?”

などという話を聞きたいんじゃないし、そこに来ている時点でそれなりに意識はあるわけだから、それは他の出席者も同じだろう。

”育児参加するパパはかっこいい、そんな世の中にしていきましょう”的な話なんだろうな、などと予想していましたが、ちょっと違いましたね。

私自身、育児に積極的な方だと思っていますがそこには迷いもありました。

世の中を動かす人、これまでになかったものを発明する人といった”一角の人”というのは、自らの家庭をも顧みず、一心にそれに打ち込んで来たからこそ何かをなし得てきたと思うのです。自分がそこまでの人間とは思いませんが、一方で世の中のみんなが家庭(プライベート)を優先するようになったら、組織や世の中全体の発展ってあるのかなと。どんなに効率的仕事したって時間がかかるものはかかる。

ただ、今日の話を聞いて少しその迷いも晴れた気がします。

要はバランスだということ。”ワークライフバランス”とよく言われますが、仕事/プライベート=50/50ということではない。

そして、子育て≠育児(おむつ替え、風呂入れ、寝かしつけ、保育園送迎、家事等々)ということ。パパの子育てには、実際に子供と関わること以上に、ママのケアが重要だということ。

私のこれまでの子育ては、”ママのやっていることを肩代わりすればいいんだろ”というものでしたが、それはちょっと違ったようです。子育ては家族(夫婦)にとって一大事。それをうまく乗り切るためにも、家族全体をうまくコントロールするのが一家の大黒柱としての役目。

まさに今、時代を動かそうとしている橋下徹大阪市長。3男4女の父親でもあり、あんなに忙しい人がどうやって7人もの子育てが可能なのか。奥様がよほど”できた人”なのかと思っていましたが(それもあるでしょうが)、謎が解けた気がします。

また、セミナー中のアンケートで、

・社外に仕事の相談できる複数のネットワークや仲間が存在するか?

というものがありました。この質問はことあるごとに私を苦しめます。会社以外に自分が所属する組織を持つ。絶対必要だと思いながら、なかなかできてこなかったことです。

しかし、今回のセミナー聴講を機に、一つのきっかけをつかんだ気がします。

NPO法人ファザーリング・ジャパンを中心にこういうセミナーに参加してみようかと。今回は周りの方とあまり話をできなかったですが、子育てや働き方をきっかけとして、バックグラウンドの異なる人と意見交換するのは、見識を深めるうえで重要。また、社会や地域と関わり合いを持つよいきっかけになるかもしれません。

ちなみに、地域活動へ積極的に取り組むパパを”イキ面(域面)”と言うそうです。

研究職の仕事はなかなか結果が出ず、世の中に役に立っていることを実感するには時間がかかるもの。自分の仕事と社会のかかわりが見えづらいことにジレンマを覚えることもありました。一方で、生命関連企業に勤めることで、幸いにも次世代育成やワークライフバランスを積極的に考える環境にあり、そういうところから自分のできる範囲で社会とかかわることも可能なのではと考えるようになりました。

次回はファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也氏の話を一度聞きに行ってみたいと思っています。

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